光計画事務所

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高知市の久万川添いの奥まった土地は旗竿敷地の為工夫が必要であった又、豪雨災害の危険性もある事から入念に検討した。計画案は３階建てで、１階部分を駐車スペースとし２.３階を居住スペースとした。２階リビングは南向きであるがバルコニー壁を３階まで立ち上げ向かい側の家からの視線を消した。敷地の条件により南東位置は浴室として視線を消し水回り動線を集約している。リビングは南バルコニーと一体で使える様全開放の折れ戸とし、天候の良い日は折れ戸を開放し部屋として使用出来、外壁をスクリーンとして映像も投影出来る様にしている。リビング上部の吹き抜けは、3階から入った直射日光を取り入れリビング全体を明るくし、3階から入った風は、2階バルコニーへと流れる。敷地は悪条件であるが、工夫により機能的で快適な建物となった。